今日を引きずったまま帰る
今日は少し疲れた。
大きな出来事があったわけじゃない。
でも、
気持ちがどこか重たいまま、
帰りの電車に乗っていた。
うまく言えなかったこと。
少し気になった言葉。
小さな失敗。
そういうものを、
人は意外と長く引きずる。
窓に映る夜の街を見ながら、
今日をゆっくり整理していた。
忘れようとしても、
簡単には切り替わらない日がある。
でも、
帰り道って不思議だ。
歩いているうちに、
少しずつ気持ちがほどけていく。
コンビニの灯り。
夜風。
静かな駅。
そういう小さな景色に助けられながら、
今日を少しずつ置いて帰っている。